readingmap’s diary

読んだ本の位置情報をGoogleMap化して紹介するBlogです。更新間隔長め。

写真集「秘境駅」(撮影:牛山 隆信/栗原 景)をGoogleMapで見てみる

4冊目も鉄道ネタ

だってエントリ書きやすいんだもん。

秘境駅とは、鉄道以外での到達が困難であり、周囲に民家や観光スポットの類も存在しない、何故に存在しているのかが不思議になる駅のことを指します。

鉄道でしかたどり着けない。クルマや徒歩ではたどり着けないなんて、、そんな駅あるのかよ!と思う方もいるかもしれないけど、コレが意外に存在するんですよね。

で、収録されていた26駅をMAP化したのがこちら。東日本は北海道地域と、大井川鐡道や飯田線にのみ掲載が集中しています。西日本は中国四国地方の山間部、九州は南九州地方に固まっている感じ。秘境駅の条件を考えると、こうして地域が限定されてくるのは致し方ないところですかね。

 

牛山さんの秘境駅へ行こう!は必見

筆者の一人、牛山隆信さんは全国数多の秘境駅を訪れ、ご自身のサイト「秘境駅へ行こう!」内で独自のランキングを公開しています。HP開設は1999年なので、なんと20年近く!この世界のパイオニアのような人で、数々の著作を持ち、映像メディアにも進出しています。鉄オタ的にはメチャ憧れる方ですね。

本作は秘境駅の写真集の体裁をとっており、文字情報は控えめ。枯淡の味わいを醸す秘境駅の美しさを余すところなく表現しています。

秘境駅のほとんどは、最初から秘境であったわけではなく、時代の変遷と共に世間の流れから隔絶され、次第に過疎化し、孤立していったものが多いわけですが、時の流れに取り残されたこれらの駅は、近年「秘境駅」として脚光を浴びるようになってきているものの、訪問時、最低限の敬意は忘れないようにしておきたいところですね。

※本のアプリ「Stand」に書いたテキストを加筆修正の上で掲載しています。

鈴木博之「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」をGoogleMapで見てみる

三冊目は鈴木博之「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」

ようやく3冊目。三月は結局更新しませんでした。スミマセン。それなりに本は読んでいるのだけど、このBlogだと地図ネタ絡んでないと紹介しにくいんですよね。

さて、本題。

本書で示す「地霊(ゲニウス・ロキ)」とは、その土地にかつて起きた神秘的、悲劇的な事情により、感性的な影響が残り、いつしかその場所そのものが、独自の精神を持つに至ったものとされている。

江戸幕府誕生時に鬼門除けとして設計された上野は、幕末に彰義隊最後の地となり、明治政府にとっても特別な場所となった。 
大久保利通暗殺の地に作られた、紀尾井町司法研修所のその後。 
昭和天皇の皇后の実家である、広尾の久邇宮邸が、後に聖心大学となり、今上天皇の妃となる学びの場となった話などなど……。

 数奇な運命を辿った土地には、人々の想いが残り、その後の歴史に影響を与えていく。無論「そうでない例」も枚挙に暇はないのだろうが、いつまで経っても処分できない土地、悲劇的な事ばかり起きる因縁の地は確かにある。

無念の想いが籠る土地、いわくつきの場所には、誰しもが近付きたくない、関わりたくないと思うものだろう。遺された人々の怖れ、尊重の想い、鎮魂の念がこうした土地を作っていくのではないか。個人的にはそのように感じました。

GoogleMap化してみたが見にくい。。。 

で、Map化してみたのがこちら。うわー見にくい。章ごとにアイコンをいちおう色分けしてありますが、パッと見なんだかわからないという……。もうすこし表現力を磨いて、後日修正出来ればと思いますが、とりあえずアップしておきます。やっつけでお恥ずかしい。本書では東京だけでなく、神奈川県内や、関西地区の物件についても言及されているので、そちらも出来る限り拾っています。まあ、実際に手元に本がある方の参考にはなるかなと。今後の改良にご期待ください(いつやるかわかんないけど)。

※本のアプリ「Stand」に書いたテキストを一部改編の上で掲載しています。

清水浩史「秘島図鑑」をGoogleMapで見てみる

更新二回目は 清水浩史「秘島図鑑」をGoogleMap化

案の定、前回更新から二か月近く経過してしまったけど、ようやく第二段です。

前回取り上げた清水浩史の一作目「秘島図鑑」を今回はMAP化してみました。島国である日本には各地にさまざまな特色を持つ島々がありますが、本書は以下の5つのこだわりをもって秘島のみをセレクト。美麗な写真と共に紹介している一冊です。

1)遠く離れたリモート感がある
2)孤島感がある
3)もの言いたげな佇まい
4)行けない。島へのアクセスがない
5)住民がいない
6)知られざる歴史を秘めている

 わたしも旅行は大好きで日本各地を訪れていますが、島となるとまったくの手つかずで筆者の行動力には憧れるばかりです。これら30余の島々、筆者は行ける限りはなるべく行こうとしてますからね。スゴイ!

ということで、以下がMAP化したもの。

書籍上の番号とある程度一致させてますが、宮古島の「奇岩」は2箇所あったのでそこから番号がずれてます。この点ご容赦を。また、幻の島系の「南波照間島」と「中ノ鳥島」はそもそも存在していないので”なんとなく”の位置となっております。それから肥前鳥島は南小島の緯度経度にしています。

中ノ鳥島(ガンジス島)についてはかつて日本最東端の島とされていましたが、歴史上の”発見”からさまざま紆余曲折を経て承認が”取り消し”となったいわくつきの島で、非常に心惹かれる秘島と言えます。このあたりはわたしが大好きなサイト幻想諸島航海記さんで詳しく解説されています。

清水浩史「海駅図鑑 海の見える無人駅」をGoogleMapで見てみる

Blog化してみた

ノリでBlog化してしまいましたが、もともと本を読む傍ら、位置情報が判ると便利だなと思ったものについて、私的にGoogleMapのmymap機能で地図化していたので、世に出してみることにしました。

必ずしも地図情報が必要な書籍ばかりを読んでいるわけでは無いので、更新間隔はそれなりに空くものと思われます。いつまで続くかわかりませんが、何かのお役にたてれば幸いです。

清水浩史「海駅図鑑 海の見える無人駅」をGoogleMap化

さて、初回のエントリで取り上げるのは清水浩史「海駅図鑑 海の見える無人駅」です。この本では日本各地の海が見える無人駅を30駅ピックアップし、美麗な写真と共に紹介してくれる一冊です。Map上の番号は、書籍内の駅の紹介順と一致させてあります。

「海駅」図鑑ということなので、当然海岸沿いの地点に紹介駅は集中しています。こうして俯瞰してみると、西高東低というか、西日本の駅の採用率が若干高いように見受けられますね。

ちなみにわたしが訪れたことのある駅は五能線驫木駅と、東海道本線根府川駅の二駅のみ。そこそこ旅慣れているつもりでしたが、通過した駅こそ多いものの、「無人駅に降り立つ」のはそれなりにハードルが高く、作者の行動力には頭が下がります。というか、かなり羨ましい。

なお、清水浩史作品としては、2015年に上梓された「秘島図鑑」もなかなかに面白くおススメです。こちらもいずれはMap化したいと思います。

ということで、初回はこんなものかな。次はいつになるかわかりませんが、読んでいただいた方、ありがとうございました。